あなたは本当にお金持ちになりたいと思っていますか?
お金持ちになりたいと思っていてもなれてない自分が心地よく、本気でお金持ちになりたいとは思っていないことはないでしょうか?
人間は表で考えていることと裏で考えていることにズレが生じることがあります。
深層心理ではほんとお金持ちになりたくないと思っているかもしれません。
5つの行動で当てはまる人は内心お金持ちになりたくない人なので、自分が本当にお金持ちになりたいか、なりたくないかをチェックしましょう。
そしてお金持ちになりたいのにお金持ちになりたくない人の行動をとっているなら行動を変えていきましょう。
確実にお金持ちから遠ざかってしまう行動を5つ紹介します。
嫌儲(けんちょ)とは、ネットスラングの1つで儲けることを嫌うことをいいます。
「お金を稼ぐこと=汚いこと」ととらえることです。
お金は中立です。10,000円札は縦76ミリ横160ミリ重さ1グラムのただの物質です。
みんなが10,000円分の価値と交換できると思っているから何かと交換できるわけです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
あくどい稼ぎ方をしてああいう風になりたくないなと思うのは当然のこと。
お金自体を自分から遠ざける必要ありません。
お金は自分の一つの望みを実現する道具に過ぎないです。
それをどう使うかどう考えるかは全て人間次第です。
良心的な人間の手に渡れば良いことにお金が使えるし、悪心的な人間の手に渡れば悪いことにお金が使われるだけ。
大事なのはお金を使う人の人格のことです。お金持ちになりたくない人はお金そのものを汚いもの不幸を呼ぶものという風に思い込んでいます。それでは自らお金から離れていってしまいます。
お金はいつも中立です。
2.リスクを取らない
経済の大原則、不変の真理、世界の神秘のような大事なことをお伝えします。
リスクとリターンは表裏一体です。
リスクと言うのは危険なことではありません。将来どうなるかよくわからないと言う過失性のことをいいます。
「リスク=危険度」とられているなら今すぐ認識を変えるべきです。
リスクはお金と同様で中立的な概念です。
将来良くなるかもしれないし悪くなるかもしれない、どっちに転ぶかわかるかもしれないと言う事それ自体は悪くないと言うことです。
お金持ちになりたいと思ってならお金持ちになるかもしれない不確実性にかける必要があります。
でも多くの人は貧乏にはならないけどお金持ちになれないと言うリスクのない道を選びます。
デンジャー(危険)を嫌うならまだしもなぜリスク(将来の不確実性)を嫌うのでしょう。
精神的肉体的に厳しいデンジャーを背負ってでも現在の仕事にしがみつくことが多い、ということは、実際のところ本当にお金持ちになりたくない、と裏で思っています。
転職は自分のコンフォートゾーンから抜け出す行為なのでとても勇気がいることです。
しかし、危険を伴っている生活なら早く転職しましょう。それはあなたにとってリスク云々の話でなく、危険でしかありません。
3.ゴシップ情報を見る
世の中には3つの情報があります。
- お金を呼び寄せる情報
- お金に関係のない情報
- お金を遠ざける情報
お金持ちになりたいと思っているなら1つ目のお金を呼び寄せる情報を積極的に取り寄せる必要があります。
経済や金融、簿記、ビジネスや税金などの知識、こういったものはお金を呼び寄せる情報です。
一方でゴシップ情報とは、完全にお金を遠ざける情報です。芸能人の不倫ネタや芸能人の恋愛ネタなど気になる事は分かりますが、ゴシップと言うのはただの噂話でどこまでいってもその事は分かりません。
ゴシップ情報は、目立つと罰を受けるのか…成功すると転落するのか…といったネガティブな情報を植え付けていきます。
これは記者の巧みな技術で人間の負の感情を煽っています。人間は本能的に負の感情に強く影響を受けるよう、設計されています。
ゴシップ情報をよく集めているととんでもない悪癖が身に付きます。
それは他人の意見や、個人的な見解を自分への攻撃と受け止めるようになることです。
常に他人の目が気になってビジネスどころではなくなるので世の中の問題、人の悩みを解決してその対価としてお金を受け取ると言うビジネスの本質が見えなくなって世間の目と言う現実には存在しない架空の目にがんじがらめになります。
4.お金を持たない人の話に耳を傾ける
皆さんが最後に従ったアドバイスをくれる人、例えば両親や配偶者、友人、上司、同僚その人たちはお金持ちですか?
例えば他のお金持ちの人にアドバイスを求めてそのアドバイスを受けて別の道に進むのであればまだ何とかなると思います。
お金持ちになるための道という具体的な方法論で嫁に投資はダメだと言われたので諦めます、のような話になると本当はお金持ちになりたくないんだなぁと感じざるをえません。
これは良い悪いの話ではなく、その人にとってはお金持ちを目指さないほうが心地良いと言うことです。周りにお金持ちにならなくても幸せのモデルがあると言うことがあります。
世の中にはお金持ちで幸せな人がいればお金がなくても幸せな人がいます。
この2つは両立します。
だからどっちを選んでも良いです。
お金持ちじゃない人のアドバイスを耳に傾ける事は良い悪いことではありません。
ただお金持ちにはなれないというこの事実が待っているだけです。
5.感謝をしない
感謝をしない人に共通する特徴は、自分はもっと与えられるべきだ、という価値観を持っています。
自分にはもっと良い人生を歩む資格があるので最高の接客を受けるべきだし、高い給料受けるべきだし、安い税金で公共サービスを受けるべきだし、少ない保険料で多額の年金を受けるべきだし、配偶者からもっと尽くしてもらうべきと思っていませんか?
自分が何をするかはさておき、もっと周りが自分に何かを与えるべきだと言う考えに基づいています。
ぜひ逆の立場になって考えてみてください。私はもっとお金をもらうべきである、こういう態度の人に皆さんはお金を払いますか。
他人のことになると冷静に判断できるけど自分のことになると見えなくなるというのが人間です。
お金持ちになれる人というのは感謝ができる人です。
日本は恵まれた国です。
内戦は起きていません。
犯罪率は低くご夫妻も強いです。
電気水道などのインフラが整っています。
医療教育体制も充実しています。
もちろんいろいろな課題はありますだけど、今恵まれているという事と解決すべき課題があるというこの2つは両立します。
今の日本は恵まれているけど課題がある。
その課題を解決するのは他人ではなく自分の役目です。
人への感謝は世の中の問題を解決するために自分も何かしたいというエネルギーを生みます。
心を広げて「社会のために何かできない事は無いかな」と考えること、世の中への感謝がビジネスに発展することもあります。
お金と言うのは人の悩みを解決した対価でもらえます。
世の中には無限の課題や悩みがあるため、お金を稼ぐチャンスも無限です。
人に感謝をしない人は、自分がもらって当然もっと恵まれて当然と思っている人です。
そういう人は人のために自分が何かをするという発想が足りません。
感謝していますと口に出さなければ本当に感謝していません。
自分のできることから行動するのが本当の感謝です。
言葉より行動を大切にしましょう。
本当の意味で感謝をできていない人は、人に報いないから人から感謝されないからお金が集まらないと言うことになります。
これがお金持ちになりたくない人のマインドです。
まとめ
お金は人の悩みを解決した対価である。
お金持ちになりたくない人の5つの行動
1.嫌儲
お金を稼ぐ事は汚いことだと思っていてお金持ちなんて…と口ばかり言っている人たち。
大丈夫です、怖がらなくてもお金は中立です。お金そのものに良い悪いはありません。
良い稼ぎ方、悪い稼ぎ方、があるだけです。
2.リスクを取らない
「リスク=将来の不確実性」のこと。
お金持ちになるかもしれないというリスクにかけないとお金持ちにはなりません。
リスク自体に良い悪いはありません。
どっちに転ぶか分からないだけです。リスクが嫌いなら会社員はオススメですが、お金持ちにはなれません。積極的に自分の許容できるリスクをとっていきましょう。
3.ゴシップ情報を見る
時間、お金を無駄にするだけでなく被害妄想を生みます。
この妄想がお金を遠ざけてしまいます。
エンタメとして消費する価値>お金持ちになること
これなら良いですが、ゴシップはお勧めしません。
他人の人生を批判しても自分の人生は良くなりません。
4.お金を持たない人の話に耳を傾ける
皆さんが従ったそのアドバイスをしてくれた人はお金持ちですか?
5.感謝をしない
自分はもっと与えられるべきだ、という価値観は捨てましょう。
言葉だけの感謝は感謝ではありません。行動に移していきましょう。
皆さんがお金持ちになりたくないのなら嫌儲になってリスクをとらずゴシップ情報が見ながらお金を持たない人のアドバイスを聞いて人に感謝をせずに生きれば良いです。お金は汚い、諸悪の根源だと思う人には最高のアドバイスです。でも良い稼ぎ方をして良い使い方をしてそんなお金持ちになれば社会の問題は全て解決しますし、きっと皆さんの生活も豊かになると思います。お金は自由の土台であるということに変わりはありません。
今日からでも行動を変えていきましょう!